アリババとBMW　自動車スマートサービスで提攜

阿里巴巴（アリババ）とドイツの自動車大手BMWはドイツ現(xiàn)地時間の今月7日に記者會見を行い、雙方の協(xié)力によって「家と車の相互接続」を可能にした新車を2019年10月に中國市場で発売することを明らかにした。実現(xiàn)すればBMWのドライバーと乗客が車載のスマートスピーカー「天貓精霊」を通じて會話し、「天貓精霊」が提供するすべてのサービスを享受することができるようになる。たとえばその日の天気をたずねたり、好きな音楽を流すようにしたりできる。車のオーナーの家にも「天貓精霊」のスピーカーがあれば、車の中から指示を出して家にあるスマート電器製品を操作することができる。消し忘れた照明を消す、エアコンを操作するなどのほか、買い物もできるという。

アリババ人工知能実験室の責(zé)任者の陳麗娟さんは、「これは実は人工知能（AI）にモノのインターネット（IoT）を加えた技術(shù)（AI＋I(xiàn)oT）を自動車分野に応用したもの。當(dāng)実験室は昨年、自動車産業(yè)の協(xié)力パートナーに向けて音聲認(rèn)識を通じてアリババのサービス生態(tài)システムに接続するという『AI＋車』のソリューションを打ち出した。反応が一番早かったのがBMWだった」と話した。

「天貓精霊」と最初に契約し、最も速く生産を開始した自動車ブランドとしてのBMWは、今年秋にはBMW3シリーズとBMW5シリーズを含む主力車種のすべてを「天貓精霊」の音聲認(rèn)識による相互連攜とAIサービスに対応させるという。

BMWグループのデジタル製品?サービス部門のシニアバイスプレジデントのディーター?メイ氏は、「中國は今やデジタル化とインタラクティブ化における世界の先駆者で、市場の発展ペースが非常に早い。BMWがアリババと提攜して自動車スマートサービス生態(tài)システムを構(gòu)築した狙いは、中國のユーザーの消費(fèi)高度化のニーズに対応することにある」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月9日