東京で25日に開幕した第31回東京國際映畫祭では、多くの中國語映畫が各部門にノミネートされている。うち、「詩人」と「三人の夫」はコンペティション部門にノミネートされており、最高賞である「東京グランプリ」の受賞を目指す。同映畫祭は國際映畫製作者連盟 (FIAPF) 公認のコンペティティブ長編映畫祭で、ヴェネチア國際映畫祭、カンヌ國際映畫祭、ベルリン國際映畫祭の三大國際映畫祭とも肩を並べるアジア最大の映畫祭で、優秀なアジアや世界の映畫を発掘することのほか、若い映畫人により幅広いPRプラットフォームを提供することに力を注いでいる。光明日報が報じた。
今年の東京映畫祭に出品されている中國語映畫は大きな話題となり、中國の映畫人が東京の舞臺で輝きを放つ姿を見て、中國國內でも注目度が急上昇している。コンペティション部門には16作品がノミネートされており、中國の劉浩(リウ?ハオ)監督がメガホンを取り、女優の宋佳(ソン?ジア)、俳優の朱亜文(チュー?ヤーウェン)が主演する「詩人」と香港地區の陳果(フルーツ?チャン)監督の新作「三人の夫」の2作品がノミネートされている。また、「アジアの未來」には、「はじめての別れ」や「武術の孤児」が、「ワールド?フォーカス」には、香港地區のアクション映畫「プロジェクト?グーテンベルク」がそれぞれノミネートされている。その他、中國?ドイツ文化交流促進會がプロデュースしたドイツの華僑が登場する文蕓映畫「DARKNESS UNDER SUNSHINE」や中國のモンゴル族の女性映畫監督?徳格娜(デグナー)監督も製作にかかわった「アジア三面鏡2018」も上映される。
おもしろく深みのあるストーリーにするためには、しっかりと腰を據えて製作しなければならない。「はじめての別れ」は、王麗娜監督が、思い出のつまる自身の故郷に捧げる物語だ。同作品製作にあたり、王監督は、田畑を半年視察し、ドキュメンタリーを1年間記録、製作し、現地で2年間にわたって撮影するなどの奮闘を経て、現実性、詩意性、物語性などがうまく組み合わさった作品に仕上げた。同作品は、新疆維吾爾(ウイグル)自治區の少年アイサが主人公。アイサが仲の良い同級生の少女カリビヌールと過ごした子供時代や、聾唖の母親に対する感動的な親子愛が描かれている。製作資金を提供した騰訊影業の陳菲シニア?バイス?プレジデントは、「美しい新疆の人文、故郷に対する思いの表現、誰もが持つ家族、友人、成長、別れに対する思いなどを、王監督が獨特の観點から真摯に描いている。そして、詩意に富む映像が満載で、スクリーンを通して、いままであまり目にすることの無かった新疆の人々の生活の様子、美しい自然の景色を堪能することができる」と同作品を評価している。
その他、ドイツの中國文化僑団がプロデュースした「DARKNESS UNDER SUNSHINE」は、グローバルチームが中國とドイツで撮影を行った。同作品は、ドイツの華僑の物語を通して、書道や演劇などの中國の伝統文化が海外にどのように伝えられ、存続しているかを描いている。映畫祭の上映日には、主演の俳優?劉雲(リュウ?ユン)が、映畫の中でも、代役を使わずに自ら書いた書道の腕を披露し、その作品を交流のために參加していた外國の映畫人にプレゼントした。
19日から26日にかけて開催される「2018東京?中國映畫週間」では、「ニセ薬じゃない!」や「オペレーション:レッド?シー」などの中國映畫14作品が上映される。なかでも中日合作映畫「逢いたい」や3D崑劇映畫「景陽鐘」が注目の話題作となっている。新たな高みへと達している中國の優秀な映畫に、今回の映畫祭を通して、一人でも多くの日本人が觸れ、中國の長い歴史、多元化した文化、現在の経済、社會の急速な発展に対する理解を深めてもらいたいものだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年11月1日
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