河北省観光発展委員會が27日に明らかにしたところによると、同委はこのほど「河北省國家全域観光モデル省創建計畫」を発表し、同省を環首都リゾート観光レジャー圏に育成する方針を発表した。注目されるのは、この計畫では雄安新區が重要なポイントになっていることだ。「北京商報」が伝えた。
同計畫は次のような方向性を明確にした。同省は2020年をめどに雄安新區濕地溫泉観光レジャー區など5つの國家級観光レジャー區を建設するよう力を入れる。同時に、「144時間域內入境ノービザ政策」が同省にも適用されるよう積極的にはたらきかけ、特定エリアでの稅還付政策と免稅政策の実施を目指し、雄安新區、石家荘、張家口、秦皇島などに免稅店を開設し、北京大興國際空港、石家荘正定國際空港、秦皇島フェリー港などの空港?港灣を利用して、國際的な観光?フリーショッピング區の建設を模索する。
同計畫によると、同省は2段階に分けて全域観光モデル省および世界的に有名な観光地の全面的建設を進める。まず20年をめどに5A級(最高ランク)観光景勝地が12ヶ所に、4A級が150ヶ所に達し、受け入れ観光客數がのべ8億人を突破し、観光客一人あたりの平均消費額が15年比20%増加することを目指す。また観光生産額の「倍増倍々増」プロジェクトを実施し、同省の國內総生産(GDP)に対する観光産業と関連産業の寄與度が10%以上になることを目指す。次にこうした基礎の上に、さらに25年をめどに同省の観光収入が2兆5千億元(約40兆7993億円)を突破し、観光?関連産業の同省GDPへの寄與度が15%前後に達することを目指す。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年8月29日
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