香港理工大學が火星カメラを開発へ

香港理工大學は中國空間技術研究院と協(xié)力し、早ければ2020年に打ち上げが予定されている火星探査システムに搭載可能な、「火星著陸狀態(tài)監(jiān)視カメラ」（以下「火星カメラ」）を開発する。雙方は22日に香港理工大學で、火星探査プロジェクトの共同開発協(xié)定の調印式を行った。新華社が伝えた。

協(xié)力プロジェクトは、中國初の火星探査任務のサポートを目的とする。火星探査機は2020年に打ち上げを予定している。探査システムは周回モジュール、著陸モジュール、巡視モジュールに分かれる。軌道上及び地上からの火星同時探査が目標。この火星カメラは著陸モジュール外部頂部に設置され、火星著陸後の巡視モジュールの操作狀態(tài)を監(jiān)視する。これにはソーラーパネルの展開、火星周辺環(huán)境、巡視モジュール自身の走行狀況が含まれる。

香港理工大學は香港地區(qū)で唯一、宇宙任務の実戦経験を持つ大學で、精密宇宙機器の開発で豊富な経験を持つ。同校の科學研究者は90年代より、中國及び世界の宇宙探査の研究に參加している。今回の協(xié)力では、同校工業(yè)?システム工學科精密工學講座教授、副學科長の容啓亮氏が研究員20人を率い、研究院の専門家と共同開発にあたる。（編集YF）

「人民網日本語版」2018年8月23日