兵士?召使といった人物や動物の姿をかたどった焼き物の像?陶俑や青銅器などの文化財をモチーフに作成したスタンプがネットユーザーの間で話題を集めている。浙江省溫嶺市の美術教師の王■穎さん(■は馬へんに總のつくり)により、さまざまな文化財が、「皮皮蝦(シャコ)」ならぬ「皮皮怪(シャコモンスター)」に乗ったり、話題の「海草ダンス」を踴るキャラクターに変身し、多くのネットユーザーから「1000歳の文化財スタンプ」と呼ばれている。北京青年報が報じた。
今年の夏休み期間中、王さんはさまざまな陶俑や青銅器などの文化財が陳列されている南京博物院歴史館を見學し、文化財の「表情」はとても豊かで、とてもおもしろいと感じた。そして、王さんはその場でそれら文化財をスケッチし、スタンプ作成の素材にしたという。
その後、王さんは雲南省大理市でボランティア活動に參加し、暇を見つけては、記憶とスケッチを頼りにスタンプを作成。王さんはそれら文化財を現代にタイムスリップさせ、現代の生活と結びつけたスタンプを作った。例えば、古代の長い袖を翻し踴っている歌舞俑は、ショート動畫プラットフォーム?抖音(Tik Tok)で人気の「海草ダンス」を踴るスタンプに、また、南唐時代の眉をひそめた物持ちの女俑は、気合を入れる相撲取りに、歴史館漢代標本館の「長跪撃剣」の歌舞俑は広場ダンスを踴る女性に様変わりしている。
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