求人情報サイト大手「猟聘網」は23日、「2018年中國重點都市エンジニアビッグデータ?調査研究報告」を発表した。これによると、昨年第一四半期(1-3月)から今年第2四半期(4-6月)の間、全國のインターネットエンジニア人材の流出?流入分布において、杭州の流入率は12.46%と全國トップに立った。北京日報が報じた。
杭州に流入するエンジニアのうち、上海出身者が最多(23.56%)を占め、北京(17.21%)と深セン(6.91%)がこれに続いた。これは、杭州に流入するエンジニアのうち、北京?上海?深セン出身者が約半分を占めていることを意味する。
報告では、「杭州」にエンジニアが多く流入する要因として、以下が挙げられている。
1)杭州の人材政策が非常にオープンであり、同時に、杭州の幸福感が全體的に上昇していること?!负贾荬肆魅搿工工毳ē螗弗衰ⅳ涡腋8兄笖丹?0.68%に達し、第2位の広州を10ポイント以上上回った。
2)収入が高いこと。杭州の住宅価格は、北京?上海?広州?深センより低いが、収入面ではこれらの4都市に引けを取らない。猟聘網の統計データによると、全國のインターネット業界平均報酬が年収20萬元(1元は約16.3円)を上回る都市が全國で5都市あり、杭州は、北京?上海?深セン?広州のすぐ後に続き第5位、首位の北京との差は4萬元もない。だが、杭州の住宅価格は北京より低く、優位性を備えている。
3)杭州にインターネット大手企業が集まっていること。統計データによると、エンジニアが杭州に引き寄せられる原因として、「アリババが牽引するインターネットと技術の雰囲気」が首位で59.66%を占めた。世界最大のビジネスSNS「LinkedIn」が発表した「海外帰國人材吸引力報告」も、この點を立証しており、「2018年上半期に海外帰國人材が最も注目した企業トップ30」ランキングでは、本社を杭州に置くアリババ、アント?フィナンシャル、網易の各社が軒並みランクイン、アリババは首位となった。だが、LinkedInの報告によると、海外人材が就職を希望する都市は全體的に見ると、やはり上海?北京?深セン?広州の一線都市が上位を占め、杭州はその後に続く形となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年7月25日
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