中國公安部(省)は北京で14日に記者會見をひらき、その席で國家移民管理局は、「6月18日より、全國の陸?海?空口岸(出入國検査場)において、中國人の出入國手続きの所要時間を30分以內とし、ピーク時に大型口岸で中國人が長い列を作って順番を待つ問題を解決するよう盡力する」と発表した。新華社が伝えた。
國家移住者管理局の曲雲海?副局長は、「2017年、全國の出入國者総數は延べ5億9800萬人に達した。このうち中國人は延べ5億1200萬人だった。國家移住者管理局の設立後、ピーク時における大型口岸で中國人が長い列を作る問題に対する調査?検討が進められてきた。十分な論証?準備を経て、『出入國手続きのために中國人が列に並ぶ時間を30分以內とする』という新たな措置を実施することが決まった」と紹介した。
今回の新措置の徹底遂行を確かなものとするために、國家移民管理局は、全國各地の出入國検査機関に対し、以下の通り具體的指示を出した。
〇出入國旅客が多い口岸には中國人専用レーンを設置し、中國人の出入國手続きをより便利なものとする。
〇現場係員の業務體制をより合理化し、業務プロセスをより改善し、動線管理を強化、検査管理能力のレベルアップに取り組む
〇IT化の運用レベルを大幅に高め、出入國検査場でのセルフ出入國審査サービスを推し進め、セルフ出入國手続きを行う旅客の割合を高める。
〇関連部門と協力して出入國をめぐる環境を改善する。審査場のスペースが狹い、審査レーンの數が少ないといった問題を積極的に解決する
國家移住者管理局は、同時に、全國の出入國検査機関に対して、現場における科學的?合理的な業務配置を強化し、外國人旅客の出入國手続きの効率性を確保するよう求めた。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月15日
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