全國初の電子窓口を搭載したクレジットカードが、このほど北京で発表された。有効化コードを動的にし、人々を長らく苦しめてきた資金決済の安全問題を効果的に解消している。科技日報が伝えた。
この「天眼」が搭載されているクレジットカードは、飛天誠信科技股フン有限公司(フンはにんべんに分)が開発した。すでに光大銀行から発行される段階に入っている。
「天眼」を搭載するクレジットカードは、どの點が異なるのだろうか。同社の閻巖副総経理によると、従來のクレジットカードの有効化コードはカードの裏側にあり、3つの固定的な數字だった。これは暗號が曬されているようなものであり、犯罪者にカードの複製や竊盜の隙を與えていた。「天眼」を持つクレジットカードは、「パワーカード」とも呼ばれる。有効化コードが動的に変化し、利用者の決済の安全性を大幅に高めている。
パワーカードは一般的なクレジットカードと異なり、脈動する「チップ」を持つ。これは複雑な回路と電池を0.8ミリのカードに集積している。カードには電子ディスプレイと凸型のスイッチが備わり、これを軽く押すだけで認証システムを立ち上げることができる。決済コードがランダムで変化し、「天眼」のように利用者の情報安全を守る。
記者の調べによると、パワーカードは同社が自主開発した製品の一つで、開発に3年の月日を費やした。2017年に仏ガーナ國際スマートカード展で展示されると、國內外から広く注目を集め、世界の多くの利用者から信頼と稱賛を得た。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月11日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn