東京豊島區のある満員の西洋レストランで9日夜、日本大學に留學している中國人留學生?王文強さんが中國四川省の伝統蕓能「変臉(へんれん)」を披露し、ギャラリー30人以上を魅了した。中國伝統劇の衣裝を身にまとって、マジックのような技巧と舞踴を披露した王さんに、大きな拍手が巻き起こった。終了後、王さんは日本語で「変臉」の起源と「手のうち」の一部を紹介し、ギャラリーはその文化に対する理解を深めた。新華網が報じた。
東京で働いている小林さん(女性)は取材に対して、「変臉はとても不思議。多くのサプライズや面白さがあり、この中國の伝統蕓能がとても気に入った」と話した。
安徽省出身の王さんは子供の頃から、中國の5大演劇?黃梅戯(こうばいぎ)を獨學し、その後、四川省で弟子入りして「変臉」を學んだ。現在は日本大學で日本の歌舞伎と中國戲曲の比較研究を主に研究している。そんな王さんは取材に対して、「日本で『変臉』のショーを100回以上してきた。3月に卒業してからは起業して、中日文化交流に攜わりたい」と語った。
今回のイベントを主催した池內巴里さんは、「ほとんどの日本人が中國の『変臉』を知らない。また、中國人のことを誤解している日本人も多い。このようなショーを通して、日本人に中國文化獨特の魅力を知ってもらい、さらに両國の國民の友好交流を促進したい」と説明した。
その他、池內さんは中國のジャスミン茶の入れ方を披露した。優雅な雰囲気の白の漢服や精巧な作りの茶道具などから、中國のお茶の作法の美しさが醸し出されていた。池內さんは中國の茶文化に造詣が深く、日本で中國のお茶の作法をPRしたり、日中文化友好交流関連の仕事をしている。「今まで中國を105回訪問し、中國の名茶の産地を巡ってきた」と池內さんは語った。
今年4月、池內さんと王さんは埼玉県川越市の「あいアイ美術館」でも共演し、日本人に中國文化の獨特な魅力を伝える計畫だという。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年2月12日
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