北京市園林緑化局が31日に発表した情報によると、北京林業(yè)大學(xué)の研究者は北京地區(qū)でこのほど蘭の新種を発見し、「北京無喙蘭」と命名した。これは中國で唯一の北京をレクトタイプ産地とし、「北京」という名が付けられた蘭で、これにより無喙蘭屬の種類が7種に増えた。新華社が伝えた。
同局の紹介によると、「北京無喙蘭」は北京林業(yè)大學(xué)の沐先運(yùn)博士が北京で別の希少植物「Cypripedium shanxiense」の長期追跡調(diào)査を行っていた際に、北京市延慶區(qū)で見つけた貴重な蘭だ。細(xì)部構(gòu)造分析、文獻(xiàn)調(diào)査、ロシア人専門家との検討、國內(nèi)蘭専門家の確認(rèn)により、この新種が正式に発表された。専門家はこれについて、北京野生植物多様性の研究に対する重大な貢獻(xiàn)であり、北京地區(qū)の野生の蘭が18屬?24種になったと述べた。
蘭は生存環(huán)境に敏感で、成長の重要時期に複數(shù)の條件が同時に満たされなければ、生き延びることができない。「北京無喙蘭」は腐生植物で、葉緑素と葉を持たないため、光合成ができず、土壌中の特殊真菌から養(yǎng)分を得るしかない。そのため環(huán)境に対しては非常に敏感だ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月1日
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