北京のPM2.5月平均濃度、半年連続で同時期過去最低

北京市環(huán)境保護(hù)局は29日、前3四半期全市大気の質(zhì)を発表した。9月、微小粒子狀物質(zhì)（PM2.5）の月平均濃度は1立方メートルあたり58マイクログラムだった。北京の前3四半期（1-9月）PM2.5月平均濃度は1立方メートルあたり60マイクログラム、前年同期比3.2％、2013年同期比34.8％、それぞれ低下した。北京晨報が伝えた。

市環(huán)境保護(hù)局の擔(dān)當(dāng)者は、次の通り紹介した。

「今年3月から8月まで、北京市および周辺部が共同で実施した排出削減措置の環(huán)境に対する効果?利益が具現(xiàn)化したことから、全市におけるPM2.5月平均濃度は半年間連続で同期比最低をマーク、9月末時點の累計濃度は1立方メートルあたり60マイクログラムだった。だが、9月に入り典型的な秋冬シーズンの汚染プロセスが早めに現(xiàn)れたため、大気汚染予防対策情勢は、極めて厳しい狀況が続いている」。

「9月末の時點で、北京では、石炭ボイラー4千MW（蒸発量）のクリーンエネルギーへの改造、ガスボイラー1萬MWの低窒素改造、汚染物を散亂させている企業(yè)の整備粛清、揮発性有機物3千トンの排出削減など、重點任務(wù)約30項目が予定より前倒しかつ目標(biāo)量を上回って達(dá)成された。前3四半期、全市環(huán)境保護(hù)部門は、固定汚染源3833件（前年同期比84.7％増）に対する調(diào)査?処罰を?qū)g施、関連金額は同86.2％増の1億4474萬8400元（約25億円）に及んだ」。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月30日