國家観光局データセンターの総合的な予測によると、國慶節(10月1日、建國記念日)と中秋節(舊暦8月15日、今年は10月4日)の2つの休暇が重なった大型連休期間中に中國全土で受け入れた観光客の數はのべ7億500萬人、その観光収入は5836億元(1元は約17円)に達し、連休前と昨年同期と比べ、それぞれ11.9%増と13.9%増を実現したという。
観光市場が日増しに成長を遂げているのと同時に、旅行消費の構造も個性化と品質重視の方向に向かってアップグレードを続けている。観光からレジャーまで、観光スポットから全地域まで、観光客のニーズはますます多様化しており、體験とレジャーを重視するスポーツフィットネス旅行やサイエンス旅行、ヘルス?リハビリ旅行、グルメ旅行、田舎での農業體験などがより多くの人気を博している。遼寧省盤錦紅海灘旅行回廊が受け入れた観光客の數は35萬人を超え、その観光収入は2400萬元に達し、景勝地周囲の農家民宿の利用率も95%以上に上った。そのほか、浙江省塩官観光リゾート區での観潮旅行も高い人気を集め、10月7日の一日だけで「一線潮」を見學に訪れた観光客が12.5萬人に達したという。
高速鉄道と高速道路の完備が進むにつれて、ドライブ旅行はツアー旅行の代わりに主流となり、「快旅慢遊(スピーディな移動と快適な旅行プラン)」が新たな旅行トレンドとなっている。連休期間中に、多くの観光客が家族旅行を選択しており、旅行サイト?攜程網のビッグデータによると、旅行に行くことを選んだ人々のうち、親子旅行が32%、家族旅行が42%を占めるという見通しだった。
また、海外旅行においては、多くの観光客は「爆売」のようなショッピング旅行ではなく、深い體験を追求している。國家観光局海外ツアー旅行システム及びネットビッグデータによると、観光客が約300ヶ所の都市から出発し、世界88の國と地域、1155ヶ所の海外都市を訪問したことが明らかになった。(編集HQ)
「人民網日本語版」2017年10月10日
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