24歳になる趙爽さんは、重慶の古い建築物の熱心なファンで、古き良き時代の重慶を偲ばせる寫真をこれまでに8萬枚撮影し、その一部でポストカードを製作した。彼は、「寫真で故郷?重慶を記録し、それをポストカードにすることで、遠方から重慶にはるばるやって來る観光客に重慶の美しさをアピールしたい」と話している。重慶晨報が伝えた。
國泰美術館と洪崖洞の十字路が、趙さんの「根拠地」だ。彼は、新年や祝日を迎えるたびに、自分で撮影し、製作した重慶のポストカードをここに持ってきて、道行く人や観光客にポストカードで重慶をPRする。
ほとんどの場合、趙さんはポストカードを販売することより、ポストカードを選んでいる客に、ポストカードに印刷されている風景の背後にあるストーリーを生き生きと説明することに熱を入れている。
10月6日、趙さんは近くのホテルで働くSharon Fraserさんと彼女の外國人の友人5、6人という特別なお客を迎えた。彼らは、「彼が作ったポストカードは最高」と趙さんを稱賛し、彼がこれほど多くの重慶の美しい風景を記録してくれたことに対して感謝の意を示した。
「今年の國慶節(建國記念日、10月1日)期間中には約700セット(20枚1セット)のポストカードを製作した」と自分の「業績」について話し出した趙さんは、「自分にとって最大の収穫は、このような方法で重慶にまつわるストーリーをより多くの人に話すことで、それを聞いた人々が重慶の美しい風景をより多くの場所に郵送してもらえることだ」と語った。
趙さんは、2011年度に重慶工商大學マーケティング科に入學、大學2年生の時から重慶の古い建築物に魅せられ、時間があれば街を歩き回り、記憶にある懐かしい場所を探している。卒業して2年が経った今、彼は、重慶に関するクリエイティブプロジェクトに従事している。今後、文化?観光関連の雑誌を出版することを計畫しており、さらには、自分が長い間、尋ね歩いてきた古い建築物に関する書籍を來年下半期に出版する予定だという。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年10月9日
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