中國は中米の「新たな狀況」に実務(wù)的に対処

2017年の訪れを前に、中米関係もここ數(shù)年で最も「見通しのきかない」重要な時(shí)期に入った。まず、トランプ米次期大統(tǒng)領(lǐng)が「1つの中國」原則を公然と挑発し、タカ派の國防長官を任命し、対中貿(mào)易を問題視する人物を貿(mào)易政策擔(dān)當(dāng)に任命した。次に、オバマ現(xiàn)大統(tǒng)領(lǐng)も任期中最後の數(shù)日に、極めて大きな國際的注目を呼ぶ「2017年度國防権限法」（NDAA）に署名した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

きな臭さが増しつつある?！弗丧圣毳?トランプ氏の大統(tǒng)領(lǐng)當(dāng)選に伴い、米國は世界をリードする安定化裝置から世界をリードする震動(dòng)化裝置へと変わりつつあるようだ」。米「フォーリン?ポリシー」電子版はこう指摘した。

中米関係の行方は世界の政治と経済に重大な影響を與える。したがって、極端な態(tài)度を避けることが本來雙方の共通認(rèn)識(shí)であるはずであり、政治と國益を商業(yè)取引と見なすトランプ氏の考え方は明らかに妥當(dāng)ではない。

米國ウィルソン?センター中米関係研究所のロバート?デイリー所長は「中米間の相互影響力の変化は、中國の日増しに強(qiáng)大化する軍事力によるもの、あるいは國際ルールへの影響力によるものではなく、中國の購買力及び世界最大の市場としてもたらす変化だ」と指摘した。

英フィナンシャル?タイムズはオーストラリアのラッド元首相の寄稿「中國は世界の新秩序に実務(wù)的に対応する」を掲載した。「中國通」のラッド氏は未來の中米関係についての中國の対応を次のように分析した?！钢袊摔犀F(xiàn)在3つの互いに重なり合う思想が存在する。優(yōu)位に立った思想がトランプ氏に対する中國の対応を決定する。どのような狀況であれ、中國の対応は極めて実務(wù)的なものになる」。

中國はすでに自らの態(tài)度と知恵を示した。問題は、太平洋対岸の指導(dǎo)者がいかにして現(xiàn)狀に不満を抱く國民を説得して、理性的な政策選択を維持し、これに従うかだ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月29日