アルゼンチンがこのほど中國に対して発動した、家庭用食洗機などをめぐる5件のダンピン(不當廉売)調査について、商務部(商務省)貿易救済調査局の王賀軍局長はこのほど談話を発表し、「アルゼンチンが世界貿易機関(WTO)の関連ルールを厳格に遵守することを願う」と述べた。新華社が伝えた。
アルゼンチンは現地時間の今月7日、中國製のアクリル板、多機能食品加工機械、防犯用金屬フェンス、家庭用食洗機、鋼管などを対象にダンピング調査を発動した。
王局長は談話の中で、「アルゼンチンは1日の間に複數の中國製品を対象にダンピング調査を発動した。中國はアルゼンチンがこのように中國製品に対して貿易救済調査を集中的に発動したやり方に高い関心を寄せている」と述べた。
また王局長は、「今年に入ってから、アルゼンチンは中國に対して11件のダンピング調査を発動し、件數は中南米諸國でトップだ。中國政府は貿易救済措置の利用は慎重に、抑制的に、規範を踏まえて行い、各種の貿易措置はWTOルールを厳格に遵守し、公平に公正に透明に実施するべきだと一貫して主張してきた。中國はアルゼンチンが通行するWTOの関連ルールを厳格に遵守し、中國企業の抗弁の権利を十分に保障することを願う」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月15日
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