中米関係の得た積極的な進(jìn)展を語(yǔ)るのは、問(wèn)題をうやむやにするためではない。ASEAN地域フォーラム(ARF)外相會(huì)議やアジア安全保障會(huì)議(シャングリラ?ダイアローグ)などの場(chǎng)で、中米両國(guó)代表は南中國(guó)海問(wèn)題をめぐり舌鋒鋭く論爭(zhēng)し、対立した。一方、中米戦略?経済対話及びその枠組內(nèi)の協(xié)議では、両國(guó)代表は再び穏やかに各分野の協(xié)力について意見(jiàn)交換し、共通認(rèn)識(shí)にいたった。実際のところ、さながら隔世の感があるこのような場(chǎng)景は、まさに中米関係の複雑性を反映している。數(shù)10年の間、両國(guó)関係は曲折や起伏を経ながら前進(jìn)したのである。同様にここ數(shù)年間、中米は対話を継続し、協(xié)力を拡大しているが、問(wèn)題やトラブルも依然多く、特に戦略レベルの競(jìng)爭(zhēng)要素が増大している。
進(jìn)展のみを見(jiàn)ては、中米関係を盲目的に楽観視してしまう。トラブルのみを注視しては、両國(guó)関係に対する自信を失ってしまう。新型の大國(guó)関係の構(gòu)築を打ち出したのは、両國(guó)関係に存在する問(wèn)題に真っ直ぐに向き合い、両國(guó)関係の積極的な発展を建設(shè)的態(tài)度で後押しするものだ。中米は協(xié)力と競(jìng)爭(zhēng)が併存する狀態(tài)が長(zhǎng)く続いている。両者が入り交じって存在する狀況は今後も続くだろうし、さらには一層複雑化さえするだろう。この狀態(tài)は新型の大國(guó)関係を構(gòu)築すれば解消されるものではない。重要なのは、両國(guó)協(xié)力のたゆまぬ拡大と深化を確保し、溝や摩擦が制御不能になるのを防ぎ、悪質(zhì)な競(jìng)爭(zhēng)に陥るのを避けることだ。両國(guó)間の競(jìng)爭(zhēng)は悪質(zhì)ではなく良好なものでなければならず、互いに足を引っ張り、足をすくってはならない。協(xié)力が競(jìng)爭(zhēng)より大きく、共通認(rèn)識(shí)が溝より多い狀態(tài)を確保しさえすれば、中米関係はたゆまぬ前進(jìn)的、上昇的発展軌道を維持するだろう。
中米関係の発展はこれまで順風(fēng)満帆ではなかったし、今後の新型の大國(guó)関係構(gòu)築も平坦な道とはいかない。だが長(zhǎng)年、中米両國(guó)首脳は頻繁に接觸し、閣僚級(jí)高官數(shù)10人が毎年同じテーブルについて両國(guó)関係の重大な問(wèn)題について話し合い、相互信頼の強(qiáng)化、協(xié)力の拡大、溝の管理?コントロールに盡力してきた。これら全てに、人々が中米関係を楽観視し続け、自信を深めている理由がある。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年6月8日
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫(xiě)真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680