切り絵に魅入られた若者、伝統民間蕓術の伝承者に　河南省

「90年代生まれの切り絵のお兄さん」と呼ばれる暢楊楊さんは河南省洛陽市孟津県ではちょっと名の知れた民間蕓術家。彼は切り絵を熱愛してやまないだけでなく、伝統民間蕓術の保護も志している。2015年9月、孟津切り絵は河南省政府の省級無形文化遺産に認定され、暢さんは孟津県民間切り絵工蕓の伝承者になった。中國新聞網が伝えた。

1991年生まれの暢さんは祖母の影響を受け、12歳から切り絵を習い始めた。2007年からは切り絵作品の創作に専念し、國內の展覧會やコンテストでは多數授賞経験がある。彼が制作した大がかりな切り絵作品「洛陽牡丹巻」と「孟津風景」はかつて高値で買い取りを求める人もいたというが、「いくら高値でも売るつもりは無い。將來的にもしチャンスがあれば蕓術館で所蔵品にして欲しい」と語った。