ネット用語が増加するにつれ、男性も「ジャンル分け」されるようになり、「男神」、「暖男(やさしい男性)」、「直男癌」などのレッテルが登場している。國際女性デーだった8日に、Q&Aサイト?百度知道はビッグデータを基に、テストを実施し、參加した男性ユーザー約2萬人のうち、「暖男」が最多の57.1%。以下、「直男癌」38.2%、「男神」4.7%と続いた。南方網が報じた。
「直男癌」とは、ナルシストで自分本位、やや亭主関白の傾向があり、性的指向が女性という男性を皮肉るネット用語。センスがなく、服裝がダサいにもかかわらず自覚していないどころか、センスが良く、品があると勘違いしているのもその特徴だ。ある調査では、ネットユーザーの70%が「周囲に『直男癌』、もしくはそうなる可能性のある男性がいる」と答えた。
ある専門家は、2020年までに、中國で結婚適齢期を過ぎているにもかからず結婚していない「剰男」の數が3000萬人に達すると予測している。
しかし「直男癌」に飲ませる薬がないわけではない。ネットユーザーの半數以上が「いい女性に出會えば、『直男癌』も直せる」と考えている。もちろん、盲目なナルシストである深刻な『直男癌』であることが分かれば、女性は早めにその男性をあきらめ、「暖男」を探したほうがいい。
ビッグデータでは、「暖男」が男性全體の半數以上を占めており、中國のほとんどの男性は、「品質合格」ということになる。暖男は、情熱があり、やさしく、落ち著いていて、信頼できるため、「直男癌」より女性に人気がある。あるネットユーザーは、「現在、SNS上では、『暖男』になるための方法が確立されている。だから、『直男癌』でも、自暴自棄になる必要はなく、その方法を実踐し続ければ、資質が普通な人であっても暖男になれる」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月11日