妖怪漫畫の第一人者として知られる著名漫畫家、水木しげる氏が昨年11月30日に亡くなった。氏の誕生日である3月8日、氏の故郷?鳥取県境港市で、氏を偲ぶさまざまな記念行事が開催された。人民網(wǎng)が報じた。
水木しげる氏は、本名を武良茂といい、1922年に生まれた。第二次世界戦爭中、軍に召集され、左腕を失った。戦後、日本に復(fù)員した氏は、漫畫を描き始めた。代表作の「ゲゲゲの鬼太郎」など、特に妖怪漫畫の創(chuàng)作で草分け的存在となり、日本漫畫界の発展に重要な影響を及ぼした。
8日、 鏡港市にある水木しげる記念館は、無料開放された。館內(nèi)には、水木しげる氏が生み出した妖怪キャラクターのほか、氏が生前愛用していた物品も陳列された。全長約800メートルの「水木しげるロード」は、氏を記念して建設(shè)された商店街だ。商店街の両側(cè)には、水木しげる漫畫にちなんだ商店が數(shù)多く並ぶほか、水木しげる漫畫に登場する妖怪のブロンズ像が立ち並んでいる。
現(xiàn)地の鉄道會社は、水木しげる漫畫をテーマとしたラッピング列車を運行している。また、8日は、「水木しげるを偲ぶ會」が開催された。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月11日