2015年も殘りわずかとなった。國民生活に関する様々な重要政策が矢継ぎ早に発表され、新技術や新業態が、今まさに、國民の衣食住や交通を根底から変えつつある。新華網が報じた。
【脫貧攻堅(貧困脫出作戦)】小康社會の全面建設「一人も落伍者を出さない」
11月に開催された中央貧困扶助開発活動會議において、「より確固とした決心、より明確な構想、より精確な措置、常軌を逸した力でもって、一致団結して『貧困からの脫出』という目標を実現する。ひとつの貧困地區、ひとりの貧しい民さえも決して出さない」との方針が打ち出された。
統計データによると、中國には今もなお、7千萬人以上の貧困人口が存在する。7千萬人を今後5年間で貧困から脫出させることは、正真正銘の「貧困脫出作戦」であり、「成功まで戦い続ける」をモットーに、「長い年月努力を積み重ねてこそ、新しい世の中に替えられる」という気概を持って、貧困撲滅に全面的に取り組み、あらゆる貧困地區?貧困人口が、2020年までに全面的な小康(ややゆとりのある)社會に入ることを目指す。
【2人っ子政策】時代に応じて変わる計畫出産政策
「1人っ子政策」から、「単獨二孩(夫婦のどちらかが一人っ子であれば、子どもを二人産むことを許可する政策)」が順調に実施され、現在は再び、1組の夫婦が2人目の子供を持つことが全面的に認めらえるようになった。中國の計畫出産政策は、実踐のプロセスで、絶え間ない調整と完備が進められている。
中國共産黨第18期第5回中央委員會全體會議では、2人目出産の全面解禁が決定された。これは、人口構造の合理化、労働力の供給増、家庭におけるリスク対抗力の強化、高齢者扶養の負擔軽減を目指した國民生活における重要改革であると同時に、経済の持続可能な成長と國家競爭力のアップにも有利に働く。