謎に包まれていた上海ディズニーランドの詳細が15日、ついに明らかになった。「ミッキー?アベニュー」「ガーデンズ?オブ?イマジネーション」「アドベンチャー?アイランド」「トゥモロー?ランド」「トレジャー?コーヴ」そして「魔法がかかった童話のお城」がある「ファンタジーランド」6つのテーマランドの全容が公開された。中國大陸部で初めて建設されるディズニーのテーマパークとして、最も注目される特徴は、「中國テイスト」だ。人民日報が伝えた。
來年春のオープン後、來園したゲストは、「魔法がかかった童話のお城」のてっぺんに、祥雲、牡丹、蓮花など、中國色豊かなデザインや造形が施されていることに気付くだろう。このうち1カ所には、上海の市花である「ハクモクレン」があしらわれる。また、「ガーデンズ?オブ?イマジネーション」の「十二朋友園」には、12枚の巨大で色鮮やかなモザイクタイル壁畫が展示され、ディズニーアニメの人気キャラクターが、中國伝統の「十二支」を再現する。「ディズニー?ヴィレッジ」には、上海伝統の石庫門などの建築物が配置され、園の全體設計にローカルカラーも組み入れられた。園內のレストラン「漫月軒」は、中國的な情緒あふれる名前である上、中國伝統の建築様式が採用されており、壁には「關關雎鳩,在河之洲,窈窕淑女,君子好逑」という書道作品も掲げられている。
上海ディズニーランドの建設計畫では、「中國の伝統文化と蕓術」の味わいを十分に取り入れることが強調されている。他のディズニーランドで人気のアトラクション「ソアリン?オーバー?ホライズン」は、上海仕様にカスタムメイド、全く新しいストーリーを展開し、壯大で美しい中國の歴史と急成長が再現される。ゲストは、果てしなく続く長城や未來感覚溢れる上海の地平線の上を、まるで自分自身が飛び回っている気分になり、世界の他の主なランドマークや観光名所を訪れる。
上海ディズニーランドはこのほか、春節(舊正月)などの中國の伝統祝日中、さまざまな形で特別祝賀イベントを催す。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年7月16日