國防部(國防省)ウェブサイトによると、今年6月から呉謙氏が國防部の新報道官に就任した。耿雁生報道局長は退任し、楊宇軍氏が後を引き継いだ。呉氏と楊氏は國防部の月例記者會見を持ち回りで擔當する。北京青年報が伝えた。
呉氏は國防部報道官制度設立後、5人目の報道官。國防部ウェブサイトの略歴によると、1973年に北京で生れ、今年42歳、上佐。1991年から解放軍國際関係學院で學び、1995年に卒業すると裝甲兵裝備技術研究所技師補佐、國防部外事弁公室參謀?処長、在米國中國大使館國防副武官、國防部報道局処長などを歴任した。
6月に國防部副報道局長に昇任した呉氏にはすでに報道局での勤務経験があることがわかる。呉氏の就任により、國防部の二人の報道官が初めて共に海外留學経験者となった。呉氏は英バーミンガム大學で學び、経営學修士號を取得。楊氏は英ロンドン大學クイーン?メアリーで學び、公共政策修士號を取得した。
1960年生れの耿氏は今年すでに定年。國務院と中央軍事委員會が1981年に定めた「軍幹部定年退官に関する暫定既定」により、男性軍幹部は55歳で定年となる。耿氏はこれまでの5人の國防部報道官で初の定年退官者だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月14日