中古品市場(chǎng)、日本経済のバロメータ的存在

人民網(wǎng)日本語版　2015年06月24日10:52

日本の女性消費(fèi)者は、かつて國內(nèi)経済が極めて低迷していた時(shí)に、必需品を買うために、やむなく自分が持っている高級(jí)ぜいたく品を売りに出していた。彼女らは最近、自分が保有するぜいたく品をふたたび売り始めた。ただし、今回は必需品を買うためではなく、より高級(jí)な商品を手に入れるためだ。経済が上向きつつある狀況のもと、日本の消費(fèi)マインド全體が、極めてポジティブな方向に向かっている。國際金融報(bào)が伝えた。

日本の內(nèi)閣府は今月初め、今年第1四半期（1－3月）の國內(nèi)総生産（GDP）成長(zhǎng)率改定値を発表した。これによると、前期比成長(zhǎng)率は、速報(bào)値の0.6％から1％に、年率は速報(bào)値2.4％から3.9％に、それぞれ引き上げられた。日本の経済學(xué)者はあまねく、「日本経済は『くもり』から『時(shí)々くもり』に変わり、消費(fèi)稅引き上げによって低迷狀態(tài)からほぼ脫出、回復(fù)傾向が徐々に確実なものとなってきた」との見方を示している。

実のところ、経済回復(fù)という點(diǎn)から見ると、日本経済の「バロメータ」的存在である中古品市場(chǎng)には、すでに変化の兆しが表れている。日本最大の高級(jí)中古品デパートを展開する「コメ兵」代表取締役社長(zhǎng)の石原卓?jī)故悉?、「日本人の全體的な消費(fèi)マインドは、ますますポジティブな方向に向かっている。中古ぜいたく品市場(chǎng)では、このようなマインドが極めて顕著に反映されている」とコメントした。

〇バッグを買うために手持ちのバッグを売る

日本の女性消費(fèi)者は、経済が底に落ちこんでいた時(shí)、必需品を買うために、やむなく自分が持っている高級(jí)ぜいたく品を売りに出した。そして今、彼女らは最近、自分が保有するぜいたく品をふたたび売り始めた。ただし、今回は必需品を買うためではなく、より高級(jí)な商品を手に入れるためだ。

中古品市場(chǎng)での豊かな経験を持つ「コメ兵」の石原社長(zhǎng)は、「日本人女性は、より高級(jí)なバッグを買うために、手持ちのバッグを売り払う。このような行動(dòng)に出る背景には、自分の所得が來年さらに上がると確信する気持ちがあるからだ」と指摘する。石原社長(zhǎng)によると、「コメ兵」でバッグを売った後、すぐに大型マーケットやレストランに直行する顧客が非常に多いという。