報道によると、外資系企業で働いている中國人のほとんどが外國語に通じており、外國人とのコミュニケーションにも壁はない。加えて、中國人のように結婚相手と家柄や身分が釣り合っていることを重視する外國人は少ない。また、結婚相手が車やマイホームを所有しているかを気にする中國人と異なり、外國人は互いの関心事や趣味が合うかのほうを重視し、それが多くの中國人が國際結婚に対して理性的な見方を持ち、安定して増加する理由となっている。
中國社會學會の副會長を務める、天津社會科學院の首席専門家?潘允康教授は、「1980年代から90年代の國際結婚は、年の差結婚が多かった。しかし、現在は夫婦の年齢差が縮まっている。そして、結婚相手の國も歐米以外の國も増加しており、夫婦両者の教育程度も明らかに向上している。言語がコミュニケーションの壁になることはもはやない」と分析している。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月29日