中國製IGBTチップが誕生、海外の獨(dú)占を打破

中國で初めて自主開発?生産された8インチIGBT（絶縁ゲートバイポーラトランジスタ）専用チップ「001號」が、中國南車株洲電力機(jī)車研究所でラインオフし、中國科學(xué)技術(shù)館に交付された。この國內(nèi)初、世界で2本目の8インチIGBT専用チップ生産ラインは、今年下半期に正式な稼働開始を予定している。これは中國がインフィニオン、ABB、三菱などの海外企業(yè)による、ハイエンドIGBTチップの技術(shù)面の獨(dú)占を打破したことを意味する。人民日報(bào)が伝えた。

IGBTは新型半導(dǎo)體素子の一つだ。IGBTは電力?電子部品のうち最も先進(jìn)的な技術(shù)を持ち、最も幅広く活用されている。ミクロ電子技術(shù)におけるCPUと同じく、IGBTチップ技術(shù)は電力?電子業(yè)界における「心臓」、「大脳」であり、ハイパワーの電力設(shè)備の電力変換を調(diào)整?提供し、設(shè)備のエネルギー利用効率、自動(dòng)化?スマート化水準(zhǔn)を効果的に高める。

IGBTチップを搭載したIGBT部品?モジュール?システムは、エアコンや洗濯機(jī)などの家電、軌道交通、スマートグリッド、航空?宇宙産業(yè)、船舶の駆動(dòng)、新エネルギー、電気自動(dòng)車などのハイエンド産業(yè)に幅広く活用されている。特に國家経済および國防の安全といった戦略的産業(yè)においては、ハイパワーのIGBTが非常に重要だ。

同生産ラインは年産12萬個(gè)を?qū)g現(xiàn)し、同時(shí)に100萬個(gè)のIGBTモジュールを生産する。年間生産高は20億元（約328億円）に達(dá)する見通しで、將來的に輸入製品への依存を斷ち切ることが可能になる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月23日