スイス人が撮影した上海「八一三」事変の寫真。 |
日本の中國侵略の歴史を反映する古い寫真や雑誌、寫真集が5月中旬に行われる華辰の春季オークションで専門の競売にかけられる。特に重要な競売品が1895年から1896年に出版された寫真集「日清戦爭寫真帳」だ。北京晨報が伝えた。
今回の「畫像の占領 1894-1945年の中日戦事畫像」では、59點が競売にかけられる。これらの競売品は時代順に並べられ、1894年の甲午戦爭(日清戦爭)から1945年の日本の降伏までの歴史の映像に関するものだ。中には甲午戦爭の全過程を全面的に記録した3冊の「日清戦爭寫真帳」や、1930年代に撮影された東北遼西抗日義勇軍の寫真14枚、1937年に撮影された上海「八一三」事変の寫真集などが含まれる。
華辰拍売影像部の李欣マネージャーの紹介によると、出品される寫真や雑誌、寫真集の多くは海外から集めたもので、そのうちの古い寫真はほとんど全てが日本の政府や軍、スパイ、研究機関、新聞?メディア、中國侵略の兵士が撮影したもので、非常に重要な史料としての価値がある。
また華辰影像の伝統的な競売品の革命に関する品では、呂相友が撮影した、手作業で著色した大判の寫真「手を振る毛沢東」や、沙飛が撮影した晉察冀辺區第1回參議會のオリジナル寫真、雷燁が撮影した冀東抗日原版寫真などの貴重な品も含まれる。
華辰の春季オークションは5月16日―18日まで行われ、13日―15日はプレ展示期間として、全ての寫真や雑誌、寫真集が公開される。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月8日