2023中國(guó)春茶マップが発表

3月に入り、中國(guó)の南方エリアでは春本番となり、春茶がおいしい季節(jié)を迎えている。気溫が上がり、各地の茶園の茶農(nóng)家は今、第一陣となる春茶を予定通り出荷するため、急ピッチで作業(yè)を進(jìn)めている。

中國(guó)の4大茶葉産地で春茶生産 浙江省や江蘇省などで茶摘みの繁忙期突入

中國(guó)の人々が茶を飲む歴史は1000年前まで遡ることができる。茶には薬用効果があり、それを飲む習(xí)慣は唐の時(shí)代から盛んになり始めた。唐の時(shí)代に始まり、宋の時(shí)代に繁栄した中國(guó)の茶文化は、文學(xué)や蕓術(shù)、宗教といったスタイルを通して、中國(guó)の伝統(tǒng)文化に深く溶け込み、茶は中國(guó)人にとって最も情緒あり、最も國(guó)民的な生活の習(xí)慣の一つとなっていった。

春茶は西南エリアと江南エリアに集中

中國(guó)西南エリアの茶の産地は高原地域にある。例えば、雲(yún)貴高原の茶の老樹(shù)は、數(shù)や種類(lèi)の面で世界最多を誇り、「中國(guó)のチャノキ」の原産地として知られる。久安緑茶や普洱(プーアル)茶、蒙頂山茶を含む今年の第一陣となる春茶はすでに出荷されている。

春茶の品種が最も多いのは江南エリアで、メインは緑茶。洞庭山の碧螺春や西湖の竜井茶などが、3月中旬から摘採(cǎi)期に入っている。

しかも洞庭山の碧螺春や西湖の竜井茶の摘採(cǎi)時(shí)期には厳格な決まりがあり、清明節(jié)（先祖を祭る中國(guó)の伝統(tǒng)的な祭日、今年は4月5日）前に摘まれる「明前茶」が一番おいしいとされている。「明前茶」は、茶葉が軟らかく、香りが良く、1年で最高品質(zhì)の茶葉となる。

中國(guó)の4大茶葉生産エリアにはこのほかに、南嶺以南の華南エリアと長(zhǎng)江以北の江北エリアがある。華南エリアには主に広東省や広西壯（チワン）族自治區(qū)、海南省、臺(tái)灣地區(qū)などが含まれており、産地は主に山地にある。春茶は3月初めごろから摘採(cǎi)が始まっている。江北エリアは主に、長(zhǎng)江の中?下流以北の地域で、春茶には信陽(yáng)毛尖や嶗山緑茶といった品種がある。摘採(cǎi)が始まるのは3月末から4月にかけてとなる。

おいしい春茶を選ぶには、目で見(jiàn)る、手で觸る、茶葉の香りを嗅ぐといった様々な方法でその良し悪しを判斷できる。見(jiàn)るのは主に、茶葉の形狀、つや、むら。手の指で茶葉を軽くつまんでチェックするのは乾燥度で、十分に乾燥していないと品質(zhì)が低下する。また、茶葉の香りを嗅ぐことで、カビが生えていないか、変質(zhì)していないかをチェックできる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年3月27日