21日は二十四節(jié)気の4番目「春分」

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2023年03月21日11:16

農(nóng)家の人々が田畑で忙しく農(nóng)作業(yè)をしている間に、あっという間に春の中盤(pán)を迎えている。北京時(shí)間3月21日午前5時(shí)24分、二十四節(jié)気の4番目「春分」を迎えた。春の中間に當(dāng)たり、晝と夜が同じ長(zhǎng)さになる日で、この頃になると草木には新芽が生え始める。

中國(guó)には「春分には、陰陽(yáng)半々になるため、晝と夜、寒さと暖かさが均等になる」という言葉があり、90日の春の真ん中で、「春を分ける」という意味で「春分」と呼ばれる。「春分」の頃になると、草がすくすく育ち、花が咲き誇るため、ピクニックに出かけて、花見(jiàn)をする絶好のシーズンとなるほか、農(nóng)家にとっては田畑を耕し、種を植える忙しい季節(jié)となる。

（3月20日、撮影?Tanu它奴）

春分の頃は「遅寢早起き」が最適

「春分」を過(guò)ぎると、少しずつ晝が長(zhǎng)くなり、夜が短くなる。中醫(yī)學(xué)では、冬になると人體は陽(yáng)気が弱まり、蓄えモードに入る一方、春になると、それが放出、発散されるようになる。このように上に向かう陽(yáng)(熱)気が、萬(wàn)物の成長(zhǎng)と発育を促進(jìn)する。

そして、春は「遅寢早起き」が良いと言われている。春の自然界の陽(yáng)気が高まるにつれて、精神や人體の陽(yáng)気も盛んになっていくからだ。

眠気や疲れを感じた時(shí)は、晝寢をして、疲労を回復(fù)するとよい。

春分の頃は甘い食べ物がおススメ、酸っぱい食べ物は控えめに

春は、あっさりとしたものをメインに食べるというのが原則で、甘い食べ物がおススメで、酸っぱい食べ物は控え目にしたほうがよい。

中醫(yī)學(xué)では、春になると、「肝気」が旺盛になる一方、「脾気」が弱まるとされ、「肝気」の発散に影響を與える酸っぱい食べ物を控え、脾臓や胃にやさしい甘い食べ物を食べるようにすると良いとしている。具體的には、牛乳や豆製品、旬の野菜、もやし、莖レタスなどがおススメだ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年3月21日