今月29日午前、青島膠東國際空港からベトナム?ホーチミンに向かうエアバス旅客機「A320」が飛び立った。これは、山東省青島市とホーチミン市を結ぶ國際線が開通したことを意味している。大衆日報が報じた。
同國際線は、中國の北方エリアで唯一ベトナムと繋がる直行便で、今後、週1便の運航を予定している。フライト計畫を見ると、北京時間午前9時半に青島を出発し、午後1時20分にホーチミンに到著。その後、午後2時50分に青島に向けてホーチミンを発ち、午後8時55分に青島に到著する予定だ。
ベトナムは海上シルクロードにおいて必ず通過する位置にあり、青島航空は中國政府の「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブを実踐に移し、青島とホーチミンを結ぶ路線を開通。同路線の開通は、沿線の経済ベルトのコネクティビティ、互恵協力の実現をバックアップする重要な措置であり、山東省や北方エリア、特に東北エリアにおける北東アジアのビジネス旅客往來、物品貿易、親戚友人訪問のための新たなルートとなる。
青島にある上場企業のベトナム工場で働く張さんは、異國の地で青島航空が青島とホーチミンを結ぶ國際線を開設するというニュースを知り、大喜びしたと言い、「すぐに青島航空の公式サイトで29日に青島に戻るチケットを予約した。ちょうど青島の本社に戻って業務狀況を報告しなければならず、ついでに家族に會うこともできる。直行便開通は僕のための『恵みの雨』のようだ」と話す。電話で青島航空のカスタマーサービスに防疫関連の規定を尋ねた際、張さんはそのうれしさを何度も係員に伝えたという。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月30日