「127歳」になる北京市の豊臺駅が今月20日、アジア最大の鉄道ターミナル旅客駅としてリニューアルオープンし、各地から來る旅客を迎えることになる。20日午前7時26分、1本目の始発列車?G601が、約200人の旅客を乗せて、太原南駅に向かって同駅から出発した。運行時間は2時間55分だ。北京日報が報じた。
豊臺駅がリニューアルオープンし、旅客を迎えるようになったため、北京地下鉄10號線豊臺駅の「乗換口」も同日からオープンとなった。現場に足を運ぶと、地下鉄の改札口を出て、幅の広い通路を通って豊臺駅地下1階に行くことができ、「シームレス」で列車に乗り換えることができる。
旅客の女性?楊さんが早朝6時半、豊臺駅の待合ホールに入るために、身分証明書をセキュリティチェックの機械の上にかざすと、體溫やPCR検査の結果、新型コロナウイルスワクチン接種の有無などの情報が、電子パネルに表示され、約3秒でチェックを終了し、スムーズに入場を果たした。
待合ホールでは、ブルーの作業著を著た建設関係者の姿が多くの人の視線を集めていた。中鉄十四局の豊臺駅リニューアルプロジェクトの責任者?田國彬氏は、「建設には4年かかり、今日オープンして、気分がとても高揚している。列車は豊臺駅から出て、1-2分後に私たちが建設した京広特大橋を通過する。この待合ホールからその様子を見屆けたい!」と語った。
プラットフォームで、同駅が発行した1枚目の切符を受け取ったことを知った旅客の左栄峰さんは、「とても光栄」と喜び、「1995年に、僕が北京に來て軍隊に入隊していた際、老兵を見送るために來ていた駅が豊臺駅だった。當時、駅はとても古く、プラットホームには、屋根がある所が1ヶ所しかなかった。20年以上が経ち、豊臺駅は見違えるほど立派になった」と聲を高ぶらせた。
1本目の始発列車の定員は576人で、豊臺駅から乗った旅客は267人だった。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年6月20日