「2021年中國考古學(xué)の新発見」に三星堆の殷時(shí)代遺跡など6件が入選

中國社會(huì)科學(xué)院考古研究所は18日に北京で、「2021年中國考古學(xué)の新発見」を発表した。四川省稲城県の舊石器時(shí)代の皮洛遺跡、河南省南陽市の新石器時(shí)代の黃山遺跡、四川省広漢市の殷時(shí)代の三星堆遺跡、江西省樟樹市の戦國時(shí)代の國字山墓群、湖北省雲(yún)夢県鄭家湖の戦國?秦?漢時(shí)代の墓跡、甘粛省武威市の唐時(shí)代の吐谷渾王族墓群の6件の考古學(xué)プロジェクトが入選した。

今回入選した6件のうち、皮洛遺跡は中國內(nèi)外でも珍しい非常に大規(guī)模な舊石器時(shí)代の遺跡だ。黃山遺跡は仰韶文化、屈家?guī)X文化、石家河文化の玉石器製作の特徴がはっきり見て取れる、中心を取り巻くように並んだ集落遺跡だ。三星堆遺跡で新たに発見された遺跡?遺物は、三星堆遺跡と古蜀文化における祭禮儀式や祭祀體系の研究を進(jìn)展させた。國字山墓群はこれまでに江西地域で行われた考古學(xué)調(diào)査で発掘された東周時(shí)代の墓群としては最大規(guī)模のもので、鄭家湖の墓跡からは貴重な文字資料が多數(shù)出土した。吐谷渾王族墓群は吐谷渾民族が唐に帰順してからの100年間近くに、中華文明へ徐々に溶け込んでいった歴史的事実を明らかにした。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月19日