國防部(省)の呉謙報道官は27日の定例記者會見で、関連質問に対し、「北京冬季五輪では『友人が來れば良い酒を振舞う』が、外部からの挑発や緊急事態に対しては中國軍が十分な備えをしている」と述べた。
【記者】報道によると、米海軍はこのほど、戦略原潛がグアムに停泊し、複數の空母打撃群が中國周辺に集結して演習を実施したことを発表した。北京冬季五輪の前後、または期間中に、米國が中國周辺で引き続き同盟國と軍事演習?訓練を実施する可能性があることを示す動きもある。別の米メディアの報道によると、米海軍高官はこのほど初めて、昨年4月の米駆逐艦「マスティン」による中國空母「遼寧」に対する接近偵察が「意図的な戦術行動」であったことを認めた。こうした件について中國側としてコメントは。
【呉報道官】北京冬季五輪は世界のスポーツの祭典だ。「友人が來れば良い酒を振舞う」という言葉の通り、中國側はしっかりとホスト役を務め、各方面と共に努力して、「シンプル、セーフティ、ワンダフル」な大會を開催する。しかし、中國軍は外部からの挑発や緊急事態に対して十分な備えをしているということを述べておかなければならない。
「マスティン」の接近偵察が意図的であったことを米側が認めたことについて、中國側は意外だと感じてはいない。そもそもそれが事実だったのだ。中國軍はすでに昨年4月の時點で、現地の処理を踏まえて、厳しい批判と厳正な申し入れを行っている。だが驚くべきことに、米側がこのような軍事的挑発行動を恥じないばかりか、誇りとしている。このような覇権的な行為をやめるべき時が來ているのは確かだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年1月28日