臺風(fēng)6號(インファ)が上海に明らかな風(fēng)雨の影響をもたらしたにもかかわらず、高さ632メートルの中國一の高層ビルである上海タワー(上海中心大廈)が臺風(fēng)の中でも安定を維持したのは、126階に位置する「渦電流據(jù)え置き型同調(diào)質(zhì)量ダンパ」が鍵となる役割を果たしたからだ。このダンパは中國が獨(dú)自に研究開発したもので、重さは1000トンにのぼる。建築物が風(fēng)の作用力を受けて揺れると、ダンパの質(zhì)量モジュールの慣性が反作用力を生み、反対方向に揺れ動(dòng)き、高層ビルの揺れを減らす。ダンパの上にあるのは「上海慧眼」と呼ばれる重さ7トンの蕓術(shù)的彫刻で、デザインのインスピレーションは中國古代の地理書である「山海経」の「燭龍之眼」から來ている。新華網(wǎng)が伝えた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年7月29日