映畫情報サイト?貓眼専業版のデータによると、中國大陸部で再上映された映畫「アバター」の興行収入が、再上映から24時間もたたない13日午後6時時點で5346萬元(1元は約16.77円)にのぼった。同日の為替レートで計算すると、「アバター」の世界の累計興行収入は「アベンジャーズ/エンドゲーム」の27億9750萬ドル(1ドルは約109.23円)を上回り、再び世界歴代興行収入で1位となった。中國新聞網が伝えた。
「アバター」は2009年末に北米で上映され、當時前例のなかった3Dを採用。製作元は20世紀フォックス(現在は「20世紀スタジオ」)。関連データによると、「アバター」の中國大陸部での再上映前の興行収入は27億9000萬ドルで、世界2位だった。1位は「アベンジャーズ/エンドゲーム」。
「アバター」は2010年の年初に中國大陸部で初公開され、春節(舊正月)期間中の中國人を初めて映畫館へと呼びこんだ。キャメロン監督が描いた不思議なストーリーと新鮮な鑑賞體験により、春節に列を作りチケットを購入し映畫を見るという前代未聞の光景が展開された。さらには13億元以上の興行収入により、當時の國內の最高記録を作った。特筆すべきは、當時の「アバター」ブームが2010年の中國の春節中の映畫市場を盛り上げ、さらに春節に映畫を見るという娯楽方法を中國人が初めて受け入れるきっかけになったことだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年3月16日