中國(guó)中央テレビの番組「春晩」のスクリーンショット
山西省天竜山石窟の第8窟北壁本尊仏頭。(寫(xiě)真提供?國(guó)家文物局)
1世紀(jì)近く海外に流出していた山西省天竜山石窟の第8窟北壁本尊仏頭が、思いがけない方法で私たちの前に突然姿を現(xiàn)した。舊暦の大晦日にあたる11日夜、仏頭は2021年春晩(春節(jié)<舊正月、今年は2月12日>を祝う中國(guó)の國(guó)民的年越し番組)に登場(chǎng)し、全國(guó)民と共に新春を迎え、団らんのひとときを祝った。これは天竜山石窟から流出していた仏教彫刻が、約100年ぶりに日本より祖國(guó)に帰國(guó)した初めてのケースでもある。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
在日本中國(guó)大使館で文化財(cái)引き渡し式典が行われた。(寫(xiě)真提供?國(guó)家文物局)
盜掘前後の様子を物語(yǔ)る寫(xiě)真。(寫(xiě)真提供?國(guó)家文物局)
この仏頭は縦33.7センチメートル、橫30.4センチ、高さ44.5センチ、重さ55.5キログラム。科學(xué)技術(shù)調(diào)査による測(cè)定分析の結(jié)果、材料には主に石英と方解石が使用され、天竜山の巖體の特徴と一致しており、像內(nèi)部の一致性は高く、目立ったひび割れはみられなかった。頭頂部と耳には彩色の痕跡があり、仏像はもともと彩色されていたと推定される。鼻翼と鼻梁の部分には有機(jī)材料が殘り、修復(fù)が行われたことが推定され、これは鼻翼の修復(fù)狀況とも合致する。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年2月12日