資料寫真
杭州市民政局は18日、同市の婚姻関係手続きに関する2020年度ビッグデータを発表した。統(tǒng)計データによると、2020年、同市で屆け出られた結婚數(shù)は5萬7692件(組)で、前年比1362件増(2.42%増)となった。杭州で結婚數(shù)が増加したのは2018年以來となった。中國新聞網(wǎng)が報じた。
〇婚姻登録に新たな便宜をもたらした「全省統(tǒng)一手続」制度
杭州市民政部門は、「2020年の結婚登録數(shù)は、2019年よりやや増加した。その主な原因として、浙江省では2020年10月13日より、婚姻登録における全省統(tǒng)一手続制度を実施したことが挙げられる。多くの新婚カップルが、利便性を考慮して、杭州市で婚姻登録をすることを選んだ」と説明する。
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大が原因で、中國人と外國人の婚姻登録に一定の影響があった。2020年に杭州市全體で受理された外國人、香港地區(qū)?澳門(マカオ)地區(qū)?臺灣地區(qū)住民、華僑(海外在住者)の結婚登録數(shù)はわずか142件、2019年(285件)比50%減少した。
〇平均結婚年齢はやや低下
杭州で結婚登録を行った國內住民のうち、男性の平均結婚年齢は31.4歳(2019年比0.2歳低下)、女性は29.6歳(同0.1歳低下)だった。初婚者の平均結婚年齢は、男性が28.3歳(同0.1歳上昇)、女性は26.8歳(同0.2歳上昇)。
年齢層別分布をみると、2019年とほぼ変わらず、「ピーク期」は引き続き20-29歳で、同年齢層の結婚登録者は6萬8994人、全體の59.79%を占めた。30-39歳は3萬2517人(全體の28.19%)だった。
年齢の差をみると、雙方が1-4歳離れているカップルが最多を占め、相手の女性より年上の男性が2萬5532人に達し、男性結婚登録者総數(shù)の44.26%を占めた。相手の男性が自分より1-4歳年下だった女性は1萬827人、女性結婚登録者総數(shù)の18.8%だった。
〇離婚數(shù)は依然高止まり
2020年、杭州全市における離婚數(shù)は2萬2699件(組)と、2019年(2萬3172件)からの減少數(shù)は500件に満たなかった。
市民政部門は、「実際のところ、約2萬2千という離婚數(shù)は、依然としてこれまでで最多のレベル」としている。統(tǒng)計データによると、離婚平均年齢は男性が40.3歳、女性が37.8歳。離婚にいたるまでの結婚期間は6-9年が最多で全體の23%、結婚期間10-15年が20%だった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月20日