2020年経済成長率は2％前後　中國経済は回復(fù)に自信

「新型消費の育成加速実施プラン」を制定?発表し、リーディングカンパニーがイノベーション連合體を構(gòu)築するのをサポートし、重要外資プロジェクトへのサービス面での保障を強化する……國家発展改革委員會の寧吉■（吉へんに吉）副主任兼國家統(tǒng)計局局長はこのほど、中國経済、新たな発展構(gòu)造の構(gòu)築、マクロ政策などのテーマについて記者の質(zhì)問に答えた。寧氏は、「2020年の中國経済成長率は2％前後になり、中國は世界で唯一の経済のプラス成長を達成した主要エコノミーになったとみられる。経済の持続的な回復(fù)と安定的な発展を促進することに、確信があり、基礎(chǔ)があり、自信がある」と指摘した。

製造業(yè)の規(guī)模が世界一に

當面の中國の経済運営をどうみるか。寧氏は、「持続的な回復(fù)、安定的な回復(fù)上昇と言うことができる」と述べた。

寧氏は、「中國経済は力強いリスク対抗力、圧力への対処力、発展の活力をみせている。経済の実力が大幅に上昇し、2020年の國內(nèi)総生産（GDP）は100兆元（1元は約16.0円）を突破し、1人あたり平均GDPは2年連続で1萬ドル（1ドルは約103.0円）を超えるとみられる。また総合的な國力が目に見えて増強し、穀物生産量は6年連続で6500億キログラム以上の水準を維持し、製造業(yè)の規(guī)模は11年連続で世界の首位になると予測する」と指摘した。

「六つの安定」（雇用の安定、金融の安定、貿(mào)易の安定、外資の安定、投資の安定、期待の安定）と「六つの保障」（住民雇用の保障、基本的民生の保障、市場主體の保障、食糧?エネルギー安全の保障、産業(yè)チェーン?サプライチェーン安定の保障、末端の行政運営の保障）は目に見える成果を上げた。雇用の安定、雇用の保障、民生の保障は目標を?qū)g現(xiàn)し、20年1-11月の都市部の新規(guī)雇用者數(shù)は1099萬人になり、市場主體の保障、期待の安定、金融の安定は実効を上げ、全國の市場主體は1億3千を數(shù)えた。

最新のデータによると、中國経済の回復(fù)?好転の流れが引き続き固まったことがわかる。同局がこのほど発表したデータでは、20年12月には、中國の製造業(yè)購買擔當者景気指數(shù)（PMI）が51.9％になり、非製造業(yè)景況指數(shù)は55.7％、総合PMIは55.1％で、いずれも20年の高い推移のレベルを保ち、10ヶ月連続で景気?不景気のボーダーラインとなる50％を上回った。

同局サービス業(yè)調(diào)査センターの趙慶河シニア統(tǒng)計家は、「第4四半期（10-12月）に入ると、製造業(yè)の回復(fù)の歩みが加速し、2020年12月の製造業(yè)PMIは51.9％になり、製造業(yè)全體で安定的に回復(fù)する良好な流れを保ち、景況感は今年の中で高い水準になった。総合PMIは4ヶ月連続で55.0％以上の好景気といえるレベルを保ち、最近の中國企業(yè)の生産?経営活動が引き続き回復(fù)?好転したことがうかがえた」述べた。

経済回復(fù)へのサポートの度合いを維持

政策は多くの市場主體が注目する重點だ。21年のマクロ政策をどのようにみたらよいか。寧氏は、「マクロ政策の方向性をしっかり把握し、政策の連続性を維持し、経済回復(fù)にとって必要なサポートを維持する。同時に、マクロ政策のタイミング、度合い、実効性をしっかり把握し、政策の安定性を維持し、急カーブを回避する」と述べた。

寧氏は、「経済運営が徐々に常態(tài)に戻るのにともなって、マクロ政策も徐々に常態(tài)に戻り、一部の一時的な救済政策が確実に撤退することになるとみられるが、安定を維持しながら前進し、引き続き『六つの安定』と『六つの保障』の作業(yè)?任務(wù)と政策?措置を?qū)g施しなければならない。市場主體安定の政策には、たとえば小規(guī)模?零細企業(yè)を支えるための包摂?shù)膜式枞虢黏卧痉禍g?利息支払いの猶予政策や無擔保借入の支援計畫の実施延長などがある」と述べた。

過去數(shù)年間に比べ、中央経済政策會議は21年のマクロ政策の方向性をめぐり、「持続可能性」に言及するようになった。寧氏は、「主に當面のことと長期的なこと、ニーズと可能性、経済回復(fù)とリスク対策との関係を適切に処理し、政策の持続可能な実施によって経済の持続可能な発展を促進することを考えている。マクロ調(diào)整では改革開放の深化によって発展の原動力を増強すること、経済がイノベーションが駆動し、內(nèi)生的に成長する軌道への転換を促進することをより重視しなければならない」と指摘した。

政策が力強く、確信が高まる。植信投資研究院はこのほど発表した21年マクロ経済見通し報告の中で、「すでに実施されたマクロ政策の効果が引き続き段階的に顕在化するだろうし、まだ実施されていないマクロ政策はこれから実施されていくだろう。このことが2021年の中國経済のさらなる回復(fù)をサポートするとみられ、21年の持続的な回復(fù)上昇への懸念はもはやなくなった」と指摘した。

世界銀行はこのほど発表した最新の中國経済レポートで、「新型コロナウイルス感染癥の効果的な対策と政策面での支援といった要因のおかげで、中國経済は予測よりも速いペースで回復(fù)を?qū)g現(xiàn)する」との見方を示した上で、「2020年の中國経済は2％の成長を達成し、2021年の増加率は加速して7.9％になる」と予測した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月5日