淘寶の個(gè)人消費(fèi)明細(xì)書が発表　「どこからこんな大金が？」

淘寶（タオバオ）の公式微博（ウェイボー）はこのほど、2020年度の個(gè)人の消費(fèi)明細(xì)書をアップし、ネットユーザーたちの頭には年に一度の「究極の疑問」が浮かんだ。「こんなにたくさんのお金がどこから來たのだろう？」

自分の消費(fèi)明細(xì)書を見るのは簡単だ。淘寶のサイトを開き、「私と2020年」と検索すると、トップページから自分の2020年度の明細(xì)書ページへすぐに表示される。

年間の消費(fèi)明細(xì)書というより、2020年度の記憶というほうがふさわしい。そこには1年間の消費(fèi)支出が記録されるだけでなく、2020年度のあの特別な時(shí)の流れもとどめられている。

明細(xì)書のページに入ると、ディスプレーには「たった2ヶ月の間に、淘寶ではマスクが38億回検索された」との文字が躍り、大勢(shì)の人がマスクを付け、緊迫した表情で薬局の前に並ぶ様子が映し出される。この畫面を見ると、20年度初頭に誰もがマスクを求めて右往左往した光景が浮かんでくる。

新型コロナウイルス感染癥以外にも、20年度には痛ましいニュースが次々に伝えられ、その記憶も消費(fèi)明細(xì)書に刻み込まれた。米プロバスケットボール（NBA）の元スーパースターのコービー?ブライアントの突然の訃報(bào)はその1つで、背番號(hào)「24」のユニフォームは検索回?cái)?shù)が1億5千萬回に達(dá)した。検索のたびに、無言の追悼と惜別の思いが伝わってくる。

感染癥が落ち著くにつれ、日々の暮らしも徐々に元に戻っていった。消費(fèi)明細(xì)書をみると、20年度にどれくらい食品デリバリーを頼んだか、何回映畫を見たか、七夕に自分の大切な人にどんなプレゼントをしたか、友達(dá)とどんなことを共有したりリンクしたりして楽しんだかがわかる。

毎年アップされる淘寶の消費(fèi)明細(xì)書は、ネットユーザーの間では「年の終わりの最大の疑問」とみなされている。この日は大勢(shì)のネットユーザーが申し合わせたように「こんなにたくさんのお金がどこから來たのだろう？これだけのお金を何に使ったのだろう？」と首をひねってしまう。

「使ったお金が年収よりも多いのはなぜ？」と疑問を投げかけるユーザーもいる。その一方で、「2020年は大変だったけれど、好きなものは何でも手に入れることができた」と喜ぶユーザーもいる。

淘寶の20年度消費(fèi)明細(xì)書のほか、デリバリー消費(fèi)明細(xì)書、音楽消費(fèi)明細(xì)書、決済明細(xì)書など……各大手プラットフォームの20年度の各種明細(xì)書がすでに発表されたか、まもなく発表される。こうした若者のライフスタイルと暮らしへの態(tài)度を記録する年度明細(xì)書は、各プラットフォームがこれからも継続するプロジェクトになっている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年1月4日