安徽省合肥市で8月、信號塔に5G信號設(shè)備を設(shè)置する作業(yè)員。撮影?陳三虎/人民図片
1年前の10月31日、3大通信キャリアが5Gプランを発表したことにより、中國で5Gが正式に商用化された。中國情報通信業(yè)はこの1年で人目を引く5Gの成果を上げた。人民日報が伝えた。
浙江省杭州市でニューメディアの運営を擔當する宋小明氏は、年初に5Gの使用を開始した。「しばらく前に當社は5Gによるライブコマースを行った。高畫質(zhì)でスムーズに流れる畫面は、4Gでは実現(xiàn)できない」
宋氏は「5Gサービスの開発者に知り合いがいるが、5G+スマート農(nóng)業(yè)、5G+スマート醫(yī)療など多くのサービスが業(yè)界ユーザーから好評を博している。現(xiàn)在不足しているのは、一般消費者向けのスーパーアプリだけだ」と話した。
北京郵電大學(xué)情報センターの張闖センター長は「一般消費者向けの5Gスーパーアプリには、5Gの高速、低遅延、幅広い接続の特徴が不可欠だ」と述べた。
張氏は例を挙げ、「5G技術(shù)により、スポーツイベントのライブ配信の雙方向性が増す。視聴者は多くのカメラによるライブ畫面を自ら切り替え、さらには注目の瞬間を360度の方向から確認できる。このようなサービスが大型スポーツイベントに導(dǎo)入されれば、人気に火がつくはずだ」と述べた。
10月30日午後4時、メインターミナルの主體工事が完成した成都天府國際空港の現(xiàn)場で、人々が忙しそうに働いていた。ボーディング?ブリッジと第2ターミナルを結(jié)ぶ1階のホールで、中國鉄塔成都分公司通信カバープロジェクトの作業(yè)員が、配線を終えた天井の弱電ブリッジに5G屋內(nèi)分布設(shè)備をつなげていた。
空港の5Gカバープロジェクトの配線作業(yè)の8割が終わり、プロジェクト全體の4割が完成している。來年1月30日になると、2つのターミナルのすべてのネットワークカバープロジェクトが完了する。滑走路の燈柱、ボーディング?ブリッジ、フロアなどの資源を十分に利用し、天府國際空港は経済的で効率的な5G総合カバーを?qū)g現(xiàn)している。
成都天府國際空港の5Gカバープロジェクトは、中國の1年にわたる5Gネットワーク建設(shè)のペースアップの縮図に過ぎない。9月末現(xiàn)在、中國の5G基地局は累計で69萬ヶ所を超え、5G端末接続數(shù)も累計で1億6000萬臺を超えている。
基地局設(shè)置が急ピッチで進むなか、5G端末が日増しに豊富になり、価格も大幅に下がっている。現(xiàn)在すでに207機種の5G端末がネットワーク接続許可証を取得しており、うち5G攜帯電話は34ブランド?180機種にのぼる。多くの価格が2000元以下で、最近2カ月で新たに発売された攜帯電話の5G対応の割合が8割に迫っている。
中國は5G商用化1周年で優(yōu)れた成果を上げた。中國の5Gサービスは今後、引き続きイノベーションに力を入れ、業(yè)界の需要を深く掘り起こし、応用シーンを絶えず豊富にし、より幅広い応用環(huán)境を構(gòu)築する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月6日