中國科學(xué)院國家天文臺は4日に記者會見を開き、中國天眼(FAST)が1月に検収された後、安定的かつ高い信頼性で稼働していると発表した。1年近くで観測サービス時間が5200時間を超え、目標(biāo)の2倍近くとなっている。FASTが現(xiàn)在まで発見しているパルサーの數(shù)は240個以上で、FASTのデータに基づき発表された高水準(zhǔn)論文は40本以上。FASTの高速電波バーストの研究成果が5日未明、國際的な科學(xué)誌「ネイチャー」に掲載された。科技日報が伝えた。
性能の向上に伴い、FASTの科學(xué)のポテンシャルが徐々に顕在化している。FAST運営?発展センター常務(wù)副センター長を務(wù)めるチーフエンジニアの姜鵬氏は「FASTの感度は世界で2番目に大きい単一口徑電波望遠鏡の2.5倍以上だ。中國が建設(shè)する電波望遠鏡が初めて感度という重要指標(biāo)で世界トップになっており、中國の天文學(xué)の重要で獨創(chuàng)的な進展の実現(xiàn)を促進する上で重要な意義を持つ。超高感度により変動電波源の面で重大なポテンシャルを持ち、短期間內(nèi)にナノヘルツの重力波探査、ビッグバン時代の原始重力波の検出を?qū)g現(xiàn)し、ビッグバン発生當(dāng)初の物理プロセスの研究にデータサポートを提供する見通しだ」と説明した。
FASTはまた、中國の深宇宙探査及び通信能力を太陽系の周辺まで拡大し、國の重大戦略的需要を満たす能力を備えている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月5日