「中日韓青年交流會」が18日、オンラインで開催された。中國、日本、韓國の青年代表が「新型コロナ流行下の國際交流」をテーマに、交流を行った。中國新聞社が報じた。
中國代表の中國醫薬教育協會科普健康教育センターの王志強主任は、新型コロナ感染患者の治療における、中醫薬の役割を紹介し、「中醫薬は軽癥患者の治療や急患への対応において、大きな効果を発揮している。中醫學は人類共通の財産で、全人類の健康のためにさらに大きな役割を果たせるようにすべき」との見方を示した。
北京光華設計発展基金會の蔣暁■副秘書長(■は女へんに亭)は、中國國內外の民間組織が共に新型コロナと闘うための「グリーンリボン」公益キャンペーンを紹介し、「これまでに、19ヶ國と國際連合人間居住計畫に、緊急に必要な醫療物資を寄贈した」と話した。
東京都日中友好協會の青年友好大使?井上正順さんは、新型コロナウイルス流行が日本の青年にもたらした影響について紹介したほか、「日本の防疫の秘訣は『三密(密閉、密集、密接)』」を減らしたことだとし、「人が集まるのを避けるという新しい生活様式では、精神面の交流がより一層重要になる」と語った。
日本の大學生代表?山田彰子さんは、新型コロナウイルス流行下で従事している國際交流ボランティアについて紹介し、「12歳の時に上海に行って、『中日韓児童絵畫展』に參加し、三國の交流事業に強い興味を持つようになった」とし、「今は、NPO法人社會教育団體ベルポ會の學生ボランティアとして、友好関係者向けに中國のために防疫資金を募ったり、エールを送る動畫を製作したりしている。そして、困難な時期に、中國の友人から送られてきたマスクを受け取った。手を攜えてコロナと闘えば、必ず暗いトンネルを抜け出すことができる」と語った。
韓國の青年代表?李勝準さんは、「人類がコロナと闘ううえで最も効果的な武器は経験の共有だ。各國が交流を強化し、協力し合い、手を攜えて前に進めば、必ずコロナに勝つことができる」と話した。釜山大學の學生代表?金惠呈さんは、新型コロナ流行下での國際実習交流の構想について語り、「各方面が共に取り組んで、オンライン國際実習プラットホームを立ち上げ、各國の若者に、企業の責任者とオンラインで接し、意思の疎通を強化できる機會を提供することで、青年が夢を実現できるようサポートしてほしい」と語った。
同交流會は中國の北京市人民対外友好協會、日本の東京都日中友好協會、韓國の釜山國際交流財団が共同で開催した。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年6月23日