國家外貨管理局が7日に明らかにしたところによると、今年5月末現(xiàn)在、中國の外貨準(zhǔn)備高は3兆1017億ドル(1ドルは約109.4円)となり、4月末に比べて102億ドル増加し、増加率は0.3%だった。
外貨準(zhǔn)備高の小幅増加の原因について、同局の王春英報(bào)道官(チーフエコノミスト)は、「5月には、中國の外貨市場の運(yùn)営が安定し、外貨の需給はほぼバランスが取れていた。國際金融市場は米ドル指數(shù)が小幅に低下し、主要國の資産価格が上昇した。為替換算レートや資産価格の変化といった要因が総合的に作用し合って、5月の外貨準(zhǔn)備高は小幅に増加した」と説明した。
説明によると、中國が新型コロナウイルス感染癥の予防?抑制と経済社會発展の取り組みを統(tǒng)一的に推進(jìn)して積極的な成果を上げるのにともなって、経済運(yùn)営が徐々に常態(tài)に戻りつつある。中國経済のポテンシャルが十分にあり、強(qiáng)靱性が強(qiáng)く、展開の余地が大きく、政策ツールが多いという基本的特徴には変わりがなく、これからも外貨準(zhǔn)備高の全體的な安定を支えることになるという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月8日