中國國家衛生健康委員會が7日に発表した「2019年中國衛生健康事業発展統計コミュニケ」によると、中國の住民の平均壽命は2018年の77.0歳から2019年に77.3歳にまで伸びた。人民日報が報じた。
醫療衛生資源総數も増加の一途をたどり、衛生関連の人材構成も一層最適化が進んでいる。「コミュニケ」によると、2019年末の時點で、中國全土の醫療衛生機関総數は100萬7545機関、病床數は880萬7000床だった。人口1千人當たりの醫療衛生機関の病床數は2018年の6.03床から2019年には6.30床に増えた。中國全土の衛生人員総數は1292萬8000人で、人口1千人當たりの醫師數(助手)は2.77人、看護師(登録済み)は3.18人に達した。
衛生関連に調達される資金も増加し、構造も最適化しているのを背景に、住民個人が負擔する醫療衛生費用も比較的軽減されている。「コミュニケ」によると、2019年、中國全土の衛生総費用は6兆5195億9000萬元(1元は約15.46円)、一人當たり平均4656.7元に達した。
基層醫療機関サービス能力も安定して向上している。統計によると、2019年、農村部の衛生院?コミュニティ衛生サービスセンター(ステーション)の外來診療を受けた人の數は延べ20億3000萬人で、前年比で1億1000萬人(5.7%増)増えた。中國全土の外來診療數の23.3%を占め、年を追うごとに上昇している。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年6月8日