中國海洋石油集団有限公司(中國海油)が26日に明らかにしたところによると、自然資源部(省)はこのほど「墾利6?1」油田確認(rèn)埋蔵量報(bào)告に対する評価?審査記録作業(yè)を完了した。同油田の確認(rèn)埋蔵量は現(xiàn)在まで1億トンを超えており、中國渤海萊州灣北部地域で初の1億トン級大型油田となった。中國経済網(wǎng)が伝えた。
同油田は、確認(rèn)埋蔵量が1000億立方メートルの大型コンデンセートガス田「渤中19-6」に続き、中國海油が渤海で得た新たな重大発見だ。中國のエネルギー安全保障、東部油田生産量の安定、環(huán)渤海経済ベルトの発展促進(jìn)に対して重要な意義を持つ。
同油田は渤海萊州灣北部地域に位置し、中國の海上で最大の油田である渤海油田に屬する。1970年代後半から40數(shù)年にわたり、同地域で何度も探査が行われたが、その効果はいずれも理想的ではなかった。発見された油田は埋蔵量が小規(guī)模で、分布が集中しておらず、効果的な開発體制を構(gòu)築できなかった。渤海油田の科學(xué)研究者は近年果敢にチャレンジし、困難に立ち向かい、探査理論及び地質(zhì)の認(rèn)識で大膽な革新を行った。原油?ガス埋蔵の密集法則及び探査方向を解明し、同地域で確認(rèn)埋蔵量が1億トン級の油田を発見した。
中國海油天津分公司首席地質(zhì)學(xué)者の薛永安氏は取材に対し、「同油田の発見は中國海油の探査分野における思想開放及び方針変更の成果だ。萊州灣北部地域で40年以上にわたり商業(yè)原油?ガスの発見がなかった局面を打破した」と述べた。
中國海油はここ2年、同油田で42の試掘井を掘削した。同油田は、埋蔵量が大規(guī)模で、原油が高品質(zhì)で、試掘生産能力が高いといった特徴が証明された。含油面積は100平方キロメートル以上。原油の一般的な採掘率で計(jì)算すると、精製されたガソリン?ディーゼルオイルは100萬臺の自動車を20數(shù)年走行させることができる。油田の操業(yè)が開始されれば、非常に大きな社會的?経済的効果をもたらすと見られる。
同油田は現(xiàn)在、開発評価活動を加速しており、早期の操業(yè)開始を目指している。同油田の探査の高い將來性は、渤海油田の10年連続のグリーンな安定生産、生産量4000萬トン以上という目標(biāo)の達(dá)成に確かな資源の保障を提供するだろう。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年5月27日