「中國側は人類運命共同體の理念を堅持しており、各國と感染防止?抑制の有益な手法を共有し、治療薬とワクチンの共同開発を行うとともに、感染の拡散した國々にできる限りの支援を行いたい」。習近平國家主席が新型コロナウイルス感染癥への対応を協議するG20の臨時首脳會議で行った重要演説は、世界の人々の視線を高度に責任を擔う中國の行動へと引き付けた。中國は終始積極的に感染癥との戦いにおける國際協力を促進し、人道主義精神に基づいて他の國々を支援し、生命を尊重する大きな愛をはっきりと示している。
自國民の生命の安全と身體の健康をしっかりと守るには人道主義精神が不可欠であり、感染を防止?抑制?阻止する世界の戦いに勝利するにも同様に人道主義精神が不可欠だ。感染癥を前に、直ちに世界の協同行動を起こさなければならない。中國は國內の感染防止?抑制で挙げた段階的で重要な成果を基礎に、國際人道主義精神に基づき、世界にできる限りの支援を行っている。イラン、イラク、イタリア、セルビア、カンボジア、パキスタン、ラオス、ベネズエラ、フィリピン等の國々に醫療専門家チームを派遣し、120の國と4つの國際組織に感染癥対策物資を支援し、180以上の國、10以上の國際?地域組織と感染防止?抑制のノウハウを共有している。中國は新中國成立以來、支援期間が最も集中し、最も広範にわたる緊急人道主義行動を起こしている。國際社會は「これは真の人道主義援助だ」「中國の醫師は人道主義精神を體現した。中國の醫師に敬意を表する」と次々に稱賛している。
雪中に炭を送り、人々の心を溫かくする。セルビアのブチッチ大統領やハンガリーのオルバン首相は自ら空港へ行き、中國の醫療専門家チームと支援物資を出迎えた。カンボジアの首相は中國の醫療専門家チームがプノンペンに到著したことをインターネットで生放送し、60萬人が視聴した。イタリアのディマイオ外相は中國の醫療専門家とその攜えてきた支援物資を「イタリアを救う」と評価した。國際社會の稱賛は「中國の現在行っている事が正しく、中國の支援が示した國際人道主義精神は大いに尊敬される」ということを存分に物語っている。
対外支援を始めてから70年、中國は終始國際主義と人道主義の精神に基づき、數多くの途上國や自然災害、重大な感染癥の脅威にさらされた國々にできる限りの支援を行ってきた。インド洋大津波、西アフリカのエボラ出血熱、ネパールの巨大地震など人類の生命の安全を脅かした多くの突発的事態のいずれにおいても、中國は真摯に緊急人道支援を行ってきた。友人が災難に遭っている時に袖手傍観することは絶対になく、支援の手を差し伸べる時に私利を挾むことは絶対にない。これが中國の義だ。 西側の一部の者が狹隘な地政學的計算及び傲慢と偏見に基づき、中國の人道主義救援を歪曲し、中國の善行のイメージを悪くするのが、全く人道主義精神を汚すものであることを見極めるべきだ。
人々至上、生命至上の価値観を感染を防止?抑制?阻止する世界の戦いにおいて終始貫くべきだ。団結と協力は最も力強い武器であり、國際人道主義精神を一段と重視すべきだ。各國が生命を守るという大義を堅守し、イデオロギーの違いを乗り越え、団結し、行動を起こしさえすれば、國際協力を全面的に強化する過程において強大な力を結集し、人類と重大な感染癥との戦いに手を攜えて勝利することができる。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年4月7日