中國の新職業(yè)15種類が発表予定　どんなチャンスとチャレンジがあるか (2)

昨年発表された全國の主な一線都市、二線都市、三線都市の800種類あまりの新職業(yè)を網(wǎng)羅した「2018年新職業(yè)層労働?生活の現(xiàn)狀の調(diào)査研究報告」によると、消費高度化を背景として、新職業(yè)層の収入も上昇し、消費構(gòu)造にも変化が生じた。たとえばますます多くの人がスポーツジムに行って身體を鍛えるようになって、シェアリングスポーツジム、ミクロ型スポーツキャビン、流動型スポーツジムコーチなどが誕生したという。

▽新職業(yè)が教育や法律などの関連分野の連攜を呼び込む

四川応用技術(shù)職業(yè)學院の蘇華會長（政協(xié)委員）は、「新職業(yè)が出現(xiàn)したことで、教育、法律、研修などの人材育成システムが改善を続ける必要が出てきた。たとえば學生に対して時代の発展に対応した教育を行い、學生が新しい知識、新しい技術(shù)、新しい學科にいち早く適応し、それを身につけるように支援し、イノベーション型、複合型の人材になるように手助けをする必要がある」と指摘した。

教育分野では、多くの大學が次々と新職業(yè)に取り組むようになり、新しい経済の業(yè)態(tài)に適応した新しい専攻を設(shè)置してきた。データ科學とビッグデータ技術(shù)の専攻の場合、2016年には北京大學、中南大學、対外経済貿(mào)易大學が他大學に先駆けて4年生大學にビッグデータ専攻を設(shè)置した。17年は中國人民大學、復(fù)旦大學など32校が第2弾として同専攻の設(shè)置を申請し認可された。18年になると、同専攻を設(shè)置した大學は200校を超えていた。

一部の全人代代表?政協(xié)委員によると、「新職業(yè)の登場により、関連する職業(yè)技能や関連産業(yè)?企業(yè)の評価も絶えず規(guī)範化する必要が生じた」という。

今年1月初め、同部は26項目の新しい國の職業(yè)技能標準を発表し、対象の職業(yè)には中國式調(diào)理師、スマートビル管理人、自動車組立調(diào)整師などが含まれた。また同部は産業(yè)?企業(yè)の評価の規(guī)範を次々に打ち出す方針だ。

東華理工大學の劉光萍教授（全人代代表）は、「新経済、新常態(tài)は求職者の観念、心構(gòu)え、知識、能力など職業(yè)に関わる要素により高い要求をつきつけるようになった。新職業(yè)の中には雇用スタイルが柔軟なものが少なくない。デリバリーの配達員、オンライン配車の運転手などで、こうした職業(yè)は伝統(tǒng)的な職業(yè)観にとって一種の新しいチャレンジだといえる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月14日