全國政協委員、中國科學院宇宙応用工學?技術センターの高銘センター長は7日、「中國は今月『中國宇宙ステーション科學実験資源ハンドブック』を発表し、大陸部と香港?マカオ?臺灣地區の大學、研究所、企業、政府機関などに向けて、宇宙ステーション応用プロジェクト第2弾の提案を募集する」と述べた。科技日報が伝えた。
中國は2011年より全國に向け、宇宙ステーション応用プロジェクト第1弾の募集?審査活動を展開している。プロジェクトの評価とさらなる論証の掘り下げにより、60數件のプロジェクトの提案を形成した。現在は手順に従いプロジェクト立ち上げ?実施活動を展開している。
説明によると、2022年頃の完成を予定している中國の宇宙ステーションは、約10學科?分野の大規模科學研究をサポートする。先端科學探査について、宇宙ステーションを利用し宇宙膨張加速メカニズム、暗黒物質?暗黒エネルギーの性質、宇宙の起源と変化などの重大科學問題の研究を展開する。また一般相対性理論と重力物理、新しい量子狀態などの実験と研究を展開する。人類の宇宙における長期生存について、宇宙ステーションは宇宙生命科學の研究をサポートし、生物の宇宙環境における望ましくない生物學的効果と、これを弱め、対抗する措置を研究する。また先端バイオ技術の研究を展開し、新薬の研究開発、醫療技術の革新に新たな手段を提供する。それと同時に宇宙ステーションは宇宙スマート製造、宇宙?地球間レーザー通信、時空基準、PNT(測位?ナビ?時報)技術などの宇宙応用技術の実証実験をサポートし、人類の宇宙活動及び軌道上でのサービスの能力を強化する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年3月8日