在大阪中國総領事館、大阪府、大阪市、日中経済貿易センター、西日本地區日中友好協會が共催する第3回西日本地區中日友好交流大會がこのほど、大阪市で開催され、中日両國各界の代表や友好関係者およそ600人が參加し、中日関係の発展をめぐり交流を行い、中日協力のビジョンを描いた。人民網が報じた。
日本で2番目に大きな経済圏となる関西の各府?県は、中國と長い交流の歴史を有する。松井一郎大阪府知事は、「西日本地區日中友好交流大會を開催することで、雙方の相互理解や友好関係を深めることができるだけでなく、経済交流の発展を促進することもできる。今大會を通して、日中の地域交流が一層深く、実務的になることを願っている」と述べた。
今年6月、G20サミット首脳會議が大阪で開催される計畫で、大阪を含む関西エリアは、中國との交流?協力の新たなチャンスを得ることになる。在大阪中國総領事館の李天然総領事は、「新時代における中日の新たな発展、協力の機會をしっかりと捉え、地域という側面から、両國関係の長期に渡る安定した発展に寄與しなければならない」と述べた。
隣國である中國と日本の貿易は非常に盛んであり、2017年、中日貿易総額は3000億ドル(1ドルは約109.38円)に達し、18年には前年比8.1%増の3276億ドルに達した。また、人員の往來は2年連続で延べ1000萬人を超えた。大會參加者は、この機會を捉え、両國の平和的な友好関係を守り、発展させていくことで一致した。日中経済貿易センターの長栄周作センター長は、「1978年に中國が改革開放を実施して以降、日中両國の貿易は急速に増加し、多くの分野で雙方にとって、相手國が欠かすことのできない存在となってきている。両國の各界はこれからも活発に交流し、理解を深め、協力を強化しなければならない」と呼びかけた。
交流大會では、中國改革開放40周年を記念する大型寫真展も開催された。多くの日本人が見學し、中國が改革開放を通して成し遂げてきた成果に稱賛の聲をあげていた。兵庫県貿易株式會社の監事?土井英二さん(79)は取材に対して、「中國の発展はとても速い。中國にはこれまで百回以上行っている。中國が発展、進歩を続けているのを見ることができてとてもうれしい。日本企業にとっても、それは願ってもないチャンスで、日本と中國の協力には無限のポテンシャルがある」と語った。
新しい情勢下で、中日関係発展のための一層有利な條件が整い始めている。中國と日本が世界の産業チェーンにおける役割は異なっており、それぞれの産業の補完性は非常に強い。日本輸送機株式會社?海外事業室の関健一室長は取材に対して、「中國は私たちにとって、ポテンシャルが非常に大きな市場。中國企業と共に、第三國市場の開拓の面で提攜し、アフリカや中東などの地域で、互いの長所を取り入れて、短所を補い合い、ウィンウィンを実現することを切に望んでいる」と話した。
會場では活発な交流が夜まで続き、筆者は中日両國の自治體が協力を強く望んでいることをひしひしと感じることができた。大阪府議會の巖木均議長は「今回の交流大會は開催時間が長く、人と人、心と心の誠意ある交流の扉が開き、関西と中國の交流、協力の新たな章の幕開けとなった。日中間の交流、協力が多くの成果を生むことを願っている」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年1月29日
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