新疆維吾爾自治區(qū)人民政府文化顧問、烏魯木斉(ウルムチ)栄譽(yù)市民、新疆大學(xué)名譽(yù)教授など、様々な肩書を持つ小島康譽(yù)氏は、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)をこれまで150回以上訪れており、中國側(cè)と協(xié)力し、文化財の保護(hù)や研究、人材育成などの分野において盡力し、中日両國の相互理解に貢獻(xiàn)してきた。小島氏はこのほど人民網(wǎng)の取材に応じ、中國に興味を持ったきっかけや新疆の今後の発展などについて語った。人民網(wǎng)が伝えた。
小島氏は1972年にある人から広州交易會の誘いを受け、中國を初めて訪れたという。その當(dāng)時は「これから中國をどんどん発展させる」という熱気に満ち満ちていたと小島氏は振り返る。
小島氏が初めて新疆を訪れた1982年當(dāng)時、中心都市の烏魯木斉(ウルムチ)市內(nèi)ではラクダが荷物を運(yùn)搬しており、車や高層ビルはほとんどなく、羊があちこちに放牧されていたという。しかし今やその街中からラクダは姿を消し、代わりに高層ビルが立ち並び、地下鉄の工事も行われている。小島氏は、「改革開放から2018年で40年が経ち、新疆は全く異なる國に変貌してしまったと思わせるほどの大発展を遂げている」と現(xiàn)在の新疆に対する印象について語った。
今後の新疆の変貌について小島氏は、「新疆は中國の一部であり、西のエリアの中で最北部に位置している。新疆には様々な民族が住んでおり、中央政府は新疆の安定的な発展を非常に重視し、大量の資金が投入されて大発展を続けている。街中にラクダや羊がいた狀況から、今では北京や上海と変わらぬレベルの暮らしができるようになっており、新疆の人々の暮らしは激変し、天と地がひっくり返るほどの大発展を遂げた」とした。また、今後の新疆の発展については、「新疆はロシアやモンゴル、カザフスタンなど、様々な國に接しているため、中國の最西端であり、中央アジアの中心でもある。中國政府が打ち出す『一帯一路』(the Belt and Road)においては、中國が西へ延びるルートの中でも非常に重要な拠點(diǎn)であり、『一帯一路』の中心的な存在の一つ。そうした面からみても、これからますます発展していくだろう」との見方を示した。
そして最後に、「新疆には様々な民族が住んでおり、様々な文化が存在している。そのため、様々な文化財がある。また、食べ物の種類が豊富で、特に果物は非常においしい」とその魅力について語ってくれた。(文?木村雄太)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月16日
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