習近平國家主席は6日午後、國賓として訪中したキルギスのジェエンベコフ大統領の歓迎式典を人民大會堂東門外広場で行った。國賓歓迎式典の改革が今回初めて適用された。新華社が伝えた。
國賓歓迎式典の改革は外交儀禮の重要な革新だ。外交部(外務省)によると、今回の改革には國賓車両の到著ルートの調整、沿道で旗を持つ儀仗兵の増員、トランペット吹奏回數の増加、儀仗隊の構成の調整、軍楽隊の行進演奏の改良などが含まれる。
國賓車両の到著ルートは天安門広場を経由することで、北京の魅力をより良く見せることができるようになった。中國の國家主席(夫妻)が人民大會堂東門に歩み出る時、トランペットと太鼓を各1名増やし、現場の儀式感を高めた。陸海空軍の儀仗隊は新たに女性兵士の方陣を加えた。軍楽隊の行進演奏時の服裝は上著が赤色から赤みがかった藍色に変わった。隊形変換もより落ち著いた、無駄のないものになった。
中國人民解放軍儀仗隊の韓捷大隊長によると、儀仗隊の人數を過去最大規模時の151人から224人に増やした。以前は女性兵士13人と男性兵士の混合編隊だったが、現在は女性兵士55人のみによる方陣とし、女性兵士の男性に負けぬ颯爽たる勇姿をよりよく示せるようにした。
中國人民解放軍軍楽隊の張海峰隊長によると、吹奏隊形を見直し、人數も43人から61人に増やした。指揮の動作と『歌唱祖國』の演奏も改良し、「より時代感のある」ものにした。
専門家は、中國が國際社會の中心に日増しに近づくにつれ、國の式典も中國の特色ある大國外交により適したものにする必要があり、今回の改革はその重要な実踐だと指摘する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月7日
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